2006/07/11(火)旧ダブルバスレフスピーカー

アンプエージング中なので

家の外でD907Limitedがアンプエージング中(電源入れっぱなしで10日近く放置)なので、それと一緒にスピーカーもいずこへか行っています。というわけで自作スピーカー1号機(ダブルバスレフ、Fostex FE83E使用)を使用して聴いてるのですが、あれなんかものすごく音が良くなってるんですけど(笑)

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この自作ダブルバスレフ、50Hz付近はよく出るんだけど65~100Hz付近の音がすっぽり消える「出来損ないダブルバスレフの典型」とも言うべきものだったのですが……、今聴いてるとゼンゼンそんなことない。後で測定してみますが、かなり改善してるのではないかと思われます。

あと、音がかなりすっきりしていました。元々箱なりが酷くてかなりの量の吸音材(グラスウール)を詰め込んであったのですが、試しにその大部分を取り除いてみたところクラシックなどを大音量で鳴らしてもほとんど問題なし。あとでこの筋で話題の吸音材「リプトンのティーパック」を買ってきて突っ込んでみようと思っています(たぶんその程度の対策で済む)。

小音量でも低域がほどよくでて*1ホーン的なモワっとした低音でもないのと、エンクロージャー(箱)のエージングが進んだのか箱鳴りがほとんどせず、全体にすっぎたしたとても良い感じの音になってます。ほんと、小音量リスニングに最適って感じです。

教訓「自作スピーカーは1年経たないと本当の音はわからない」

*1 : 自作の小型バックロードホーンはある程度音量を出さないと低音が出にくい