2026/08/22(土)ファンクションジェネレーターFY6900 100MHzを購入 / DGE2070との比較

前々からほしかったファンクションジェネレーターFY6900の100MHz版を購入しました。

FY6900-100MHz.jpg

ファンクションジェネレーターがなかった

前に岩通のファンクションジェネレーターを使ってたんですが、10MHzぐらいまでしか出力できないし、大きいし……ってことで、これなら中華製でいいやって手放したんですよね。それで少し円高になったら中華製のファンクションジェネレーター買おうと心に誓ってからの、円安に続く円安……。さすがに無いと困るので買いました。

FY6900を触った感じ、びっくりするぐらい軽いです。中身スカスカなんだろうなー。もっとコンパクトでも良かった感。操作性は、良くも悪くも昔ながらのファンクションジェネレーターで、マニュアルを見なくても一通り操作できました。

FY6900 100MHzとDGE2070の比較

購入前に選択肢にあったのが、OWONのDGE2070(リンク先秋月)というファンクションジェネレーター。

DGE2070.jpg

こちらは薄型の今どきのデザイン。画面も大きく使いやすそうで、5Vで動くため利便性も良さそうです。当初、DGE2070を買おうと思って「買い物かごに入れて、購入ボンタまで押した」んですが、たまたまエラーになって考え直したらFY6900を買っていました。

性能比較

任意波形とか、PCからの操作とか、その辺の機能はどっちにもあります。ただそれらの機能に興味がないので、自分が重視したスペックをまとめました。

機種DGE1060DGE2070FY6900 100MHz
チャンネル数122
SIN波の最大周波数60MHz70MHz100MHz
DDS周波数300Ms/s250Ms/s
DDSビット数14bit
低周波時の振幅10Vpp24Vpp
低周波の範囲10MHz5MHz
DCオフセット範囲10Vpp - 信号電圧±20V
周波数安定度±30ppm±20ppm
アリエク価格16,000円24,000円25,000円~

またその他として、FY6900には以下の機能があります。

  • 周波数カウンタ機能(0.01Hz~100MHz)
  • SYNC端子を通して複数台同期

もともと色々テストするのに「100MHzぐらいは欲しい」と思っていたのですが、その上で決め手になったのは「24Vpp出力」です。

OWONのファンクションジェネレーターでは、アンプとかの動作テストで、「+16dBu(14Vpp)等の高出力ラインアウト」接続時の挙動を調べることができないのです。大きいラインアウトに対する挙動を調べるというのは、現状最も必要なことですのでFY6900を選びました。

製品PDFをよくよく調べると、OWONのDGE1000/DGE2000シリーズでも、50Ω負荷時は「10Vpp」、低負荷時なら「20Vpp」まで出力可能なのですが、スペックシートを見る限り「出力抵抗が50Ωで、50Ω終端すれは抵抗分圧で半分、低負荷時は半分になる前(50Ω終端時の2倍)の電圧になってるだけ」みたいですね。*1

DGEシリーズのDCオフセットの制約も、実際使おうとすると面倒そうだなという印象を受けます。

まとめると、FY6900は本格的なファンクションジェネレーターで、DGE1060/2070は、今どきだけどスペック的にはちょっと手抜き感のあるファンクションジェネレーターという印象です。

*1 : ユーザーマニュアル見ると、出力増幅モードを切り替えることで、表示設定は適切に切り替わるようです。ただ「なぜ、それをイチイチ切り替えなければいかんのだ」という気もします。

FY6900の波形の綺麗さは?

100MHzを生成してオシロで観察してみました。

FY6900-OSC_100MHz.png

生成サンプリング周波数が「250Ms/s」とギリギリですので、さすがにガタガタが目立ちます。

次は、オーディオ用途でよく使いそうな1KHzです。

FY6900-OSC_1KHz.PNG

十分綺麗ですね。

どこで購入すると安い? / アリエクで購入する場合の注意

どちらを買うにしても、秋月やAmazonだと高く付くので、自分でリスクを取れる人アリエクで買うと安く済みます

本格的なアリエクの使用方法は他所に譲りますが、簡単な注意点だけ。

  • 例えばFY6900は20MHz~100MHzまでありますが、タイトルに100MHzと書かれていてもオプションで「20MHz」を選べば20MHz版が届きます。DGE2070も同様に、DGE2070で検索して出てきても、オプションで「DGE2035」になっていればそれは「DGE2035」の価格です。
    • オプション内に低価格のものを置き、みかけの価格を安くしている商品が腐るほどあります。
  • 安いなと思ったら「送料がクソ高い」商品もあります。
  • 配送は「AliExpress標準配送/プレミアム配送」以外は避けましょう。
  • 商品や販売者によっては普通に嘘が書かれていることがあります
  • コンセントの製品は「日本」がなければ「US」がおすすめ。
  • 購入は、必ずセール時期を狙ってください。大型セールから小規模セールまで色々ありますが、よく分からない場合は月初のセールを狙えば、まあまあ安く買えます。
  • 月初等の大きめのセール時期にはクーポンが配布されます。必ずクーポンを使用して購入してください。

FY6900 100MHz 25,000円は売り切り価格っぽかったので、同じ価格では手に入らないかなと思います。

あと、OWONのが欲しい場合、「VICTOR 2270H」が安くて良さそうです。OWONと見た目も機能も同じなので、OEMっぽい。


何にせよ、海外通販が不安な人は秋月とかで買うほうが無難です。

まとめ

  • 100MHzまで使える本格的なファンクションジェネレーターを購入した。
  • 購入候補だった、DGE1060/2070と比較した。
  • アリエクで商品購入時の注意事項を書いた。