2021/09/11(土)ATX/TFX電源のファン交換, KRPW-TX300W

この夏こんなことがありまして、パソコンの電源を交換しました。

交換した電源は、玄人志向のKRPW-TX300W。 80Plus Goldで、一応アイドル電流(PS-ON時無負荷)は3Wと許せる範囲。しかしこの電源ファンが今どきノーマル軸受なのか軸音がうるさい*1ので、ファンを付け替えることにしました。

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2021/08/14(土)パーツの整理と部品調達の話

パーツケースを3つ整理

Twitterにも書きましたが、パーツを整理していました。

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左はオーディオコネクタケースで、右が端子類と3端子レギュレーターケースなのですが、種類の違うものが混ざっててわかりにくかったので、左にはオーディオ類のみ、右にはレギュレーター+スイッチ類として入れ替え。

もう1つ端子類のみのケースも含めて3ケースの入れ替え作業をしていたら、3時間もかかってしまいました。

どうして人類は余計にパーツ類を買ってしまうのだろうか……。


この部品選別と破棄は定期的に行っていて、その結果が、定期的におとずれる記念ヒットプレゼントなのですが、次回分がすでに結構溜まって困っています(苦笑)

部品調達の話

当方で頒布しているキットとかの原価率ですが、もちろんキットにもよりますがそんなに高くはないです。部品の調達価格を下げるのは簡単で、DigikeyやMouserで買い物したことある人ならすぐ分かると思いますが、大量に買うことです

例えば、キットを50セット作るのにコンデンサが350個必要だったとしてDigikey等の価格を見ます。すると500個を超えると単価が安くなることがわかります。予備も含めてぴったりの数だけ調達というわけにはいきませんし、こういうときは「えいやっ!」と500個買います。

当然、キット製造後に150個あまります。

試作程度では150個も要りませんので、これが余剰在庫になります。部品の種類が増えれば増えるほどこの余剰品は増加します。そして余剰品は最終的に処分されることが多く、そうなると単なる「原価」以外に無駄な「費用」が発生していることになります。

物を製造して売るということは、なかなか難しいものです。

キット頒布中のリスト

「今何を頒布しているのか」自分でもよくわからなくなることがあるので、トップにリストで書くようにしました。そこにこっそり「op-dbuf3のスペシャル完成品」をリンクしたのですが、瞬殺されました。

最近はキットを作るという方は一昔前より減ってるらしいですね。aliexpressとか見れば完成品として様々なものが売られてますし、わからなくもない感はあります。

本題

長々と書いてきましたが、本題はこれ。

carbon_resistor.jpg

秋月のカーボン抵抗が1Ω~1MΩまで、ほぼE6系列で買ってあるのですが、今ではチップ抵抗がメインになり不要になってしまいました。

活用できる方(欲しい人)にセットで差し上げたいと思いますので、希望される方はサイドバーのアドレスにメールください。希望者がありましたので、募集終了しました。

2021/06/18(金)壊れたホットプレートと近況

Twitterすらろくに書いていないことに気づいて、たまにはブログも更新しておこうという。

壊れたホットプレート

GP6000/GP9000の鍋型ホットプレート。

GP6000_1.jpg
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どこが壊れたかというと、温度調整用のサーモスタットが壊れて、常にオフになりました。

GP6000_3.jpg

しかもバイメタルが壊れたというよりは、バイメタルに使われている金属接点とバイメタルの接合部が壊れた(抵抗値が大きい)ようです。「はんだ付けして直してやる」と意気込んだものの、すぐに慌てて吸い取ったりしました。*1

修理部品のサーモスタットだけ売ってくれないか問い合わせてみたけど、当然無理でした……。

ここで思いついた

ホットプレートを改造して、リフロー装置にするのはみなさんおなじみですが、ホットプレートを改造すればホットプレートを修理できるんじゃないか?と(笑)

大容量リレースイッチとか、PTCサーミスタとか、5V電源はUSB 5V1A電源使えばリレーの駆動も楽だなとか、マイコンは慣れてるMSP430でいいかなとか、かなり真面目に検討したのですが……結局面倒くさくてやめました(苦笑)

というより、ホットプレートとして使用する場合は、使い勝手を考えると筐体内に収める必要があって、それをするのは結構な労力と気づいて買い直しました。

そして

壊れたホットプレートが余りました。電熱線は生きてて、サーモスタットをショートさせてあげれば使用できます。一度その方法で使用しましたが、電源の抜き差しが大変でした……。

つまりリフロー炉にはできそうというわけで、もし欲しい人いたらあげます。処分しました。

*1 : 熱源に使用する装置にはんだ付けは厳禁

近況

キットの品切れが長いこと続いてるので、いい加減再販しようかなと思い、どうせ再販するならと「PCM2704 DAC」を魔改造したり、TPA1517をオフセットで選別したりしてました。

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詳細は後日記事にしますが、もう限界かと思っていたPCM2704 DACの音、更に良くなります。

あとATH-AD2000のプラグがめちゃくちゃ劣化してたので、交換しました。どうせなら4極に。

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HPAキットとかずっと以前からGND分離4極を採用していますが(HPAmsBerryDACも)、実は4極端子のヘッドホンを持ってなかったので初めて試せました。

「音の分離がめっちゃくちゃ良い!」

……当たり前の感想でした(苦笑)*2

なんかヘッドホンのBTLが流行りみたいですね。BTLの一番のメリットって電源効率なのでGND分離で十分じゃないかと思うんですが*3、使ってる方の感想を聞いてみたい気もする。

マイコン触り

そういえば最近ESP32とかも触っているのですが扱いやすいですね。C++でマイコンファームが書けるとか何事ですか、という感じがする。ラズパイPicoといい、1000円以下でこのクラスのマイコンがごろごろ売られているのですから、すごい世の中になったものです。

Z80アセンブラを書いては紫外線で数分かけてEPROMを消していた時代が懐かしい。*4

*2 : 3極の共通GNDですと、ヘッドホンのインピーダンスにもよりますが、左右分離は80dBぐらいが限界(物によって60dBぐらい)ですので……。

*3 : 4回路分作るなら、2回路分作ってコスト倍にしたほうが結果よくなりそうというのもあり。

*4 : 今にして思えば当時すでにEEPROM搭載のPICが登場していたのになぜ誰も使わなかったのか。