2008/08/21(木)Firefoxでアドレスバーの表示を等幅フォントにする

馴れない人にコンピューター(ブラウザ)を使わせるとき、必ず引っかかるのが"."と","だったり、":"と";"だったりするわけで。そもそそもアドレスバーが見えづらいのがいけない。

そういうわけでアドレスバーのフォントを大きくして等幅フォントにする方法。

設定方法

chrome\userContent.css に以下を記述。ついでにフォントも大きくしている。

#urlbar {
   font-size: 12pt !important;
   font-family: monospace !important;
}

2008/05/18(日)Firefox 3 RCを入れてみた

RC版が出たとのことで入れてみました。外観結構変わります。

JavaScriptの動作が速くなっているとのことで期待していたとおり、某JavaScriptべったりのSNSとかたしかに表示が速くなってました。今後ますますJavaScriptの需要は増えるわけですし、MT4とかいうクソ重たいブログツールも軽く使えるようになるのでしょうか。*1

もっとも、ジェスチャーなど重要なアドオンがFirefox3に対応していなかったため、泣く泣くFirefox2に戻しました(涙)

*1 : 試さなかったけど

2008/04/21(月)PBLブラックリストの謎

某所に設置してある『固定IPを持ったメールサーバ』からメールを送信した際、ブラックリストに入っていると跳ねられてしまいました。

ブラックリストを調べるサーバ

http://www.spamhaus.org/query/bl?ip=203.216.247.249

というサイトでIPアドレスを入力すると、ブラックリスト入りを調べることができます。この中で、引っかかってしまったのが真ん中のPBLです。どうも原因は

Ref: PBL2102xx

222.210.xx.0/20 is listed on the Policy Block List (PBL)

と出てきました。PBLというデータベースに入っているようです。

PBLとは?

他人のIPですが、このようにナンバリングされて管理された、ダイナミックIP(と想像される)リストです。このリストをどうやって作っているのかつらつらと説明がありますが、逆引き名から推測しているようです。要するに、メールサーバを中継せずにクライアントIPから直接送信してくるサーバを排除する仕組みです。

そもそも、この仕組みはブラックリストではないそうですが、……まああからさまにブラックリスト向けですよね。でも、こんなのブラックリストとして使うな。 >某有名サーバメーカー

解除のために

解除するため説明を読んでみると、このデータベース(ブラックリスト)からの削除は自動処理であり、2つの条件を満たすよう書かれています。

You should only remove an IP address from the PBL if (A) the IP address is Static and has proper Reverse DNS assigned to your mail server, and (B) if you have a specific technical reason for needing to run a 'direct-to-MX' email service, such as a mail server appliance, off the Static IP address. In all other cases you should NOT remove an IP address from the PBL.

  • (A)IPアドレスが静的であり、逆引き名があなたのメールサーバに割り当てられていること。
  • (B)技術的な理由により'direct-to-MX'を行うことが必要ならば、静的IPなどのメールサーバを利用してメールを送信すること。

イマイチ分からないところもありますが、逆引きが設定された静的IPならば消してくれるようです。フォームから申請したところ無事解除されました。

2008/04/02(水)日経BPをfirefoxで表示する魔法

結構詳しい技術ニュースなどがある日経BPですが、普通にひらくと「ユーザー登録してください」という邪魔な表示が出てきます。RSSも配っているのに残念で仕方ないです。*1

幸い、Firefoxにはサイトの表示CSSをクライアント側で決めるユーザースタイルシートという機能があります*2。これを使ってみました。

*1 : ソースの記事を読めばいいのですが……

*2 : これこそCSSの意義といっても過言ではない

魔法の使い方

ユーザーのプロファイルディレクトリ*3に userContent.css というファイルを作り、次を追加すれば ok です(要Firefoxの再起動)。

@-moz-document domain("nikkeibp.co.jp") {
	div#nocookie {
		display: none;
	}
}

ほかのブラウザでもユーザースタイルシートを設定すれば同じ効果が得られます。

*3 : Windows2000 ならば C:\Documents and Settings\nabe\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\(何か).default\chrome

2008/02/25(月)「カートリッジ詰まり」の解消方法

HPのプリンタ「Officejet 7200」であるとき突然「カートリッジ詰まり」というエラーが出て使い物にならなくなりました。

カートリッジ詰まりの原因と解消方法

hp_officejet_01.jpg

写真をみて頂きたいのですが、カートリッジというのはインクカートリッジのことではなくインクが収まっている可動部全体を示します。ようするに、この可動部が左右に動かないぞ! というエラーが「カートリッジ詰まり」です。直訳なのか非常にわかりにくいですね。

正しい動作は、カバーを閉じたときに「カートリッジが一番左まで移動して再び一番右に移動してから*1、インクの残量調査が行われる」です。カバーを閉じたときに下からのぞき込んで、一番左までカートリッジが移動していなければこのエラーが出ます。

テープなどで止めてあるとそもそも動かないのでこのエラーになりますが、そんなことは滅多にありません。このエラーの原因は写真で書いた「ガイドレール」*2の汚れでした。見た目綺麗ですが、水ぶきしてみると真っ黒になりました。

hp_officejet_02.jpg

拭き取るときはティッシュはやめて(カスが残って詰まる。逆効果)繊維の落ちない布やキムワイプを使いましょう。あと折らないように気を付けて。

カートリッジの移動が途中で止まる場所が「汚れてて位置がどこだかわからくなった場所」ですので、注意して清掃してください。

*1 : 原点出しをしている模様

*2 : 金属の薄い板にスリット上の小さな穴が空いたもの。カードリッジの位置算出に使われる

掃除

インクを外した状態で、インクの後部にあるゴム部品も綺麗にした方が良いです。結局その汚れがガイドレールまで伝染して、最終的に位置が分からなくなるようですから。

大量に印刷したときも、綺麗に掃除した方がいいみたいです。

……しかしこれ、なんだか設計上の欠陥みたいにも感じますね。