2007/06/03(日)やっぱり Tualatin は熱い

この前Pentium3 800MHzからCeleron 1.4AGに載せ替えたCPUファンレスのメインマシンですが、気温が上がってきて熱くなってきました。触ると50~60℃ぐらいで書いて、唯一まわってる電源ファンの回転数がときどき上昇します。

TualatinはCPUの利用状況によらず電力を消費し続けるのでその辺が痛いです*1。クロックはかなり上昇していますが、FSBが133→100と下がっていることもあり、あまり恩恵には与れていません。

Pen3 800MHzに戻してみたら動かないし……。たしかこのCPUも拾いものだから壊れたのかなぁ……。ふと、Pentium3(Coppermine)の1Gの値段みてたら2000円しないので買おうかと検討中。

*1 : リーク電流が原因と言われています

買いました 2007/06/07

Pentium3 1GHz(SL4MF)、2千円。当時のプレミアを思えば考えられない破格ですね。ベンチマーク上は800MHzとほとんど変わらない性能。でも体感的には、ほとんど変わりません。何より負荷がかかってないときCPUが発熱しないのがいいです。

電圧設定が若干やりにくく1.55V設定(1.538V)で駆動しています。下げてもあと0.5Vぐらいが限界でしょうが、いろいろジャンパ飛ばすのが面倒なのでこのままにしておきます。

2007/05/14(月)Borland C++ Builder 5をユーザー権限で使う

BDE5 は、管理者権限(Adminstrator)でインストール後、実ユーザー(一般ユーザー権限)で使用しようとすると、コンポーネント(ボタンなど)が一切表示されず(エラーになり)使い物になりません。

これは、BDEインストーラーが、ソフトウェアの設定をユーザー個人のレジストリに保存するためです。これを解消するには次のようにします。

  1. インストールーしたユーザーのレジストリを開き、HKEY_CURRENT_USER\Software\Borland 以下をすべて保存する。
  2. BDEを使用したいユーザーでログインし、保存したレジストリを挿入する

2007/04/17(火)VMware player に ethernet を占有させる

LANカードを1枚余計にさして、ホストマシンでは使用せずに VMware 上の仮想マシンに占有させるために格闘してみました。

VMWare のネットワークの仕組

VMware3.0 の Network の設定方法というサイトにネットワークの仕組が書かれています。要するに、VMware内のネットワークはすべて仮想的なネットワークであるVMnetを経由して外部に接続されます。VMnet1やVMnet8などは、仮想的なネットワークの個別の名前です。そういう名前の「HUBがある」と思えば分かりやすいかもしれません。

VMnet0ブリッジ用のネットワーク
VMnet1hostonlyホストオンリー用(仮想マシンとホスト間のみで通信できるネットワーク)
VMnet8natネットワーク用(仮想マシンから、ホストをNATとして外部に通信)

この他、VMnet2~VMnet7は自由に使うことができます。自由というのがくせもので、きちんと設定してあげる必要があります。ホストOS(VMwareが動くOS)上の物理イーサネットをどのVMnet*に割り当てるかは設定ツールが存在します。

Windows ならば c:\program files\vmware\vmware player\vmnetcfg.exe(vmplayerの場合)、Linux ならば vmware-config.pl というスクリプトがあります。この設定は重要です。例えば、VMnet2 に特定のインターフェイスカードをブリッジとして割り付けます。

vmxファイルの設定

続いて、仮想マシン上の ethernet を、特定の VMnet に結びつけます。vmx を次のように設定します。ethernet1 を特定インターフェイスに割り付けます。

ethernet0.present = "true"
ethernet0.connectionType = "bridged"

ethernet1.present = "true"
ethernet1.connectionType = "custom"
ethernet1.vnet = "VMnet2"

ゲストOS(VMware上のOS)がLinuxならば、eth0 が通常の bridge共有、eth1 が占有インターフェイス(Bridge扱い)となります。

ホスト側がWindowsのときの設定

VMwareのホストに占有させたいネットワークカードのプロパティを開き、VMware brigde 以外のプロトコルのチェックを外します。これで占有になりますが、このままではネットワークの接続検出に失敗することがあるようなので、その場合は TCP/IP と適当な IP だけ設定しておきましょう。

2007/04/12(木)マシン付属プロダクトIDでWindows XPがインストールできない

はてブ数 PC

メーカーから出荷されたマシンには、WindowsのOEM版プロダクトIDが付属しています。これは正規のWindowsのライセンスです。

ですが、このプロダクトIDを入力してもインストールはできるがアクティベーションに失敗するという現象が発生しました。調べてみると、メーカーPC付属OEMライセンスは電話でしかアクティベーションできないようにMSが設定したということだそうです。……ひどすぎる。

Microsoft社のOEM 向けプロダクトキーのライセンス認証が2005年5月から変更になりました。

コンピュータに添付しているプロダクトキーを使用してインターネット経由でのライセンス認証を実行することができなくなりました。電話でのライセンス認証は実行することができますので、 下記の手順に沿って作業を行っていただくようお願いいたします。

インターネット経由でのライセンス認証が実行できない

違法コピーの発生を減らすため、Microsoft では、OEM による事前ライセンス認証が施された PC に貼付された COA キーを用いたオンライン ライセンス認証の無効化を実施していきます。既に OEM による事前ライセンス認証が完了しているために、自分の PC に貼付されている COA キーを使用してソフトウェアのライセンス認証を行う必要のないユーザーにとっては、この変更による影響は最小限であると考えています。しかし、何らかの理由により、OEM の事前ライセンス認証が期待どおりに動作せず、エンドユーザーがライセンス認証を行う必要が生じた場合は、電話を主体としたライセンス認証を実行することができます。

Windows XP を再インストールするときの、OEM の事前ライセンス認証の保持

機械翻訳チックで意味不明で殿様商売なMS社よりも、上のサイトの方が簡潔でわかりやすいです。何が「最小限」なんだか、まったく。

……DRMとかCCCDとか地デジとか「正規の利用者の利便性を損ないすぎる」と叩かれているのに、MSは時代に逆行してますなぁ。

2007/03/04(日)Pen3 800 から Celeron 1.4AG (Tualatin)へ乗り換え

Socket370って……

メインマシンはずっと Pentium3 800MHz を使っていたのですが、ゲームとかしてると重たいことがあったのり*1、画像のリサンプリングとかでも重たかったので、ハードオフで入手してもらった Celeron 1.4G に載せ替えてみました。

FSBが133MHzから100MHzにクロックダウン、実クロックが1.75倍、キャッシュサイズ256KB変わらずという状況で、試しに Super PI をやってみましたが、そのまま2分50秒が2分20秒に30秒ぐらい早くなっただけ。2日ほど使ってみた感想としては、ちっとも速くなったように感じがしません。

やっぱりメモリアクセス速度25%ダウンが痛いですね。Socket370はCPU自体の作りはそんなに悪くないのですが、いかんせんバスの遅さが致命的で*2、キャッシュ増えない、FSB減るでわで、クロック高くなっても消費電力が数ワット増えただけという感じが……(汗)*3

ちなみに、Pentium3 800MHz(SL52P)は 1.43V 駆動で、Celeron 1.4AG は 1.18V駆動*4で問題なく動きました。もともと電源ファンしか回ってなかったのですが、その回転数さげたらHDD(5400rpm)の音が気になるように……。

*1 : 絶対ゲームのプログラマが以下略だと思うのだけども

*2 : 理論最高速度で533MB/sですからねぇ……そんな出るわけないし

*3 : Pentium3-Sが欲しいですねぇ。未だ高いんで普通に買いたくはないけど

*4 : 0.02V下がるのはマザーボードの特性です

しかしまぁ

Socket370もいかんせん時代遅れですねぇ……。Athlon64(VTあり) あたりに乗り換えたいなぁ。おかねないけど。