2019/01/25(金)タブレット(ME572CL)がお亡くなりになった
以前購入した7インチタブレットASUS MeMO Pad 7が致命的に故障したので、使い勝手などの記録。
画面を割ってしまった
最近は色々と調子悪かったのですが、ついに「USB端子を刺して充電しても、充電接続が切れる」という現象に見舞われたため、USB端子をラジペンでペシッと抑えたら画面も抑えてしまいヒビを入れてしまいました。

初めはUSB端子のところが少しヒビ割れただけだったのですが、あっという間に全体に広がり、画面の3分の1のタッチが効かなくなったところでご臨終。*1
これは追悼記事です(笑)
簡単にスペックとか
- 発売日 2014年10月
- 購入日 2015年10月
- CPU Atom Z3560 1.83GHz (4Core)
- RAM 2GB / ROM 16GB
- Antutu 40000ぐらい
- 7インチ 1920x1200
- Android 5.0.1
ARM系CPUではなく、今は撤退してしまった貴重な「Intel Atom CPU」でしたが、ゲームなどでも特に問題もなく重宝してました。CPUを選ばないAndroidシステム、それなりによくできていますね。
使い込んで感じた不満
- ROMが少なくアプリをあれこれ入れられない
- 802.11a に対応していない
- 充電速度が遅い(1Aまで)
動画みてネットみるぐらいなのでスペックはそれほど問題なく、本当はあと1年ぐらい戦いたかったのですが(苦笑)
購入2年目ぐらいから不具合多発
購入当時から初期不良報告が多く、いちかばちかで買ったものですが、一応使えていました。しかし2年目を過ぎたあたりから不具合が多発。*2
- 動画再生中や負荷が増えると突如フリーズする
- 電源ボタン長押しで再起動
- 画面タッチが突如効かなくなる
- 画面を叩くと復活
- SIMカードを突如認識しなくなる(放置or再起動)
- USB接続(MTP接続)が安定しない
- USB端子かチップの不具合らしく、バグったら何度も刺し直し……
- 特定のいくつかのソフト*3の動作が異様に重い
- なにかのバックグランド処理が走るとシステム全体が停止する。
最近だと2日に1回ぐらい再起動していました。
書き出してみるとこんなのよく使ってましたね(苦笑)
買い替えたいのだけども
タブレットは毎日使用していたので不便でしょうがなく、買い替えたいのですが7インチって今もうほんと売ってない。7インチぐらいが一番使いやすいと思うのですが……。
高いものを買いたくもないので、Huawei MediaPad M3 Liteあたりにしようかどうしようかな。タブレットないと不便なので、何かしら買いたい。
2018/11/28(水)ハンダの吸煙器が欲しい
キットとかの大量のはんだ付けするときに、はんだ付けの蒸発したヤニでいつも喉を痛めていたのですが、こんなあおりを受けました。
というわけでハンダ吸煙器が欲しくなったメモ。
まっとうなハンダ吸煙器
専用の機械も売られていますが、8000円ぐらいしますし結構デカイです。
電池とかで動くほうが便利かなと、卓上扇風機も見てみました。
2000円代前半ですし結構ありかなと思ったのですが、よくよく見ると15cm×18cmぐらいあります。はんだ付けするときってただでさえ机狭くなるので、ちょっと邪魔です。
8cmファンがあるじゃないか
世の中USB(5V)で動くPC用ファンがありますので、それを使うことにしました。
似た商品はいくつかありますが後者を購入。どれも1000円ぐらいです。網を外して、スポンジを差し込みました。


実際にテストするとそれなりに吸い込みます。

スポンジの厚さは2mmぐらいが良いようです。5mmぐらいあるとぜんぜん吸い込まず、刃物で薄く削りましたが、適当なスポンジを買ってくるほうが良いでしょう。
あと、ディアルファン対応のコネクタが邪魔だったので、切り取ってしまいました。


実際のはんだ付けでどれぐらい効果があるか少し楽しみです。
2018/09/29(土)Strawberry PerlでImage::Magick(PerlMagick)ごとEXE化
Image::Magickモジュールを含むWindows用EXEが生成できる pp 環境の構築。
Strawberry Perl
Strawberry Perlのサイトから、ダウンロードしました。執筆時点で最新は「5.28.0.1」ですが、Image::Magickが入らないので、5.26.2.1を選択。
形式はどれでも構わないと思いますが、個人的にPortableを選びました。
Image::MagickとPAR::Packerの導入
Image::Magickはppmから入れるので簡単でした。
c:\> ppm ppm> install Image::Magick Install package 'Image-Magick?' (y/N): y ppm> quit
続いてPAR::Packerです。PARは普通にインストールするとよくエラーが出るので、force installしました。
c:\> cpan cpan> force install PAR::Packer
コンパイル&テストが長いのでそこそこ待たされます。
PAR::Packer Ver1.047の修正
Image::Magickをパッケージに含めるためには、Image::MagickのDLLを一緒に含める必要があります。
pp は -l オプションや -a オプションを使うと、DLLや他のファイルを一緒にパッケージ化することができます。できますが、それではImage::Magickのロードに失敗します。Image::MagickのDLLは通常と違う場所に置かれているのでDLLがロードできませんし、DLL以外の必要ファイルを参照するための情報も不足します。
これを修正するために、perl/vendor/lib/PAR.pm にパッチを充ててください。
sub import { my $class = shift; PAR::SetupProgname::set_progname(); PAR::SetupTemp::set_par_temp_env(); # patch for sitelib by nabe@abk --------- if ($ENV{PAR_TEMP} && $^O eq 'MSWin32') { my %conf; foreach(keys(%Config)) { $conf{$_} = $Config{$_}; } *Config::Config = \%conf; # replace read-only object my $base = "$ENV{PAR_TEMP}\\inc"; $Config::Config{sitelib} = "$base\\site\\lib"; $Config::Config{sitelibexp} = "$base\\site\\lib"; } # patch end -----------------------------
Image::Magickは環境変数を参照しながら、.dllや.xmlファイルをその都度ロードするようになっているのですが、それらのファイルは指定しないとパッケージ化されませんし、パッケージ化しても $Config{sitelib} が適切に設定されていないため、Magick.pm で正しく環境変数を設定できません。
これを解決するためのパッチになります。
Image::MagickのライブラリごとEXE化
pp コマンドの -a オプションで、Image::Magickのライブラリ類(*.dll, *.xml)を一緒にパッケージ化します。
Strawberry Perlインストールディレクトの「perl\site\lib\Image」以下にあるすべてのファイルをパッケージに収録します。面倒なのでファイルに記述してそれをコマンドラインで与えることにします。
以下は例になります。パスは適当に読み替えてください。
pp -a "C:/strawberry-perl-5.26.2.1/perl/site/lib/Image;site/lib/Image" -o test.exe test.pl
オプションが長くなり入力が面倒なので、pp-option というファイルを用意してその中にオプションを書きました。
pp @pp-option
注意
スクリプト内で、スレッド生成やforkをしている場合は、必ず「use Image::Magick」してください。生成されたスレッドやプロセスから「require Image::Magick」しても必要な環境変数が設定されず、Image::Magickが動作しません。
まとめ
Image::Magickモジュールごと、PerlスクリプトをEXE化できるようになりました。
ActivePerlでも同じ方法で解決できると思います。
2018/08/28(火)Huawei nova lite/OreoにカスタムROM導入と暗号化解除
Android 8.0に更新した nova lite にカスタムROMを導入してみました。他のHuawei端末でも参考にしてください。
Trebleについて
Android 8.xのカスタムROMを入れるためには、Android 8.0 Oreo以降のファームウェアが前提となっています。すでにシステム更新でOreoのアップデートが始まっていますが、必ず Oreo/Android 8.xに更新してから以下をお試しください(強制更新の方法はこちら)。
というのも、Android OreoからProject Trebleというものが導入され、ファームウェアの使い方が変わりました。各メーカーとカスタム部分と、Androidのシステム部分を分離してしまおうという試みです。これにより、ROM(ファーム)のパーティション構成等が変更になっています。
この変更により、カーネルとシステム領域が別れたので、カスタムROMの導入は以前(7.x)より簡単になります。基本的にはシステムイメージを焼くだけで済み、カーネルはストックROMのものをそのまま使用できます。