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2013/12/06(金)プリンタを買い替えた
買って以来ずっと後悔していたCanonのCAPTプリンタをようやく買い替えました。
発端
CAPTプリンタの残念っぷりは昔の記事を見ていただくとして、トナーが切れてその後リサイクルトナーで使用しておりました。リンクのような「かすれ症状」がたまに発生するので、その度にトナーを抜き差しして調子を整える(上から軽く押してあげるとしばらく治る)というなんとも面倒な作業の繰り返しです。
最近になってリサイクルトナーのドラムの回転が安定しないのか*1、印刷の途中行が潰れる(5mmぐらい印刷が飛ばされる)現象が発生し始めました。かすれるならいいのですが、飛ばされるともうどうにもなりません(苦笑)
とはいっても今更互換トナーを買い直す気も(不良で一回交換してる)、まして純正トナーを買う気もおきず、プリンタを買い換えることにしました。
ブラザーのプリンターを購入
身の回りで評判のいいブラザーのプリンタを選択。無線LAN機能付きということでBROTHER HL-2270DWにしました。クライアントPCが無線LANセグメントにアクセスできない場所にあることに後から気づいて、結局Linuxサーバ接続になったのですが(苦笑)*2。1万円なり……って安いな(笑)
トナーが少し割高なのでJUSTIO PRO(上位機)も考えたのですけど、
- 下位機よりも大型になってまう。
- 最上位機しか無線LANかついてない。
ということで諦め。この価格帯で日本語PS対応とか熱いのに(^^
Linuxドライバのインストール
LinuxサーバのCUPSで管理することになったのでドライバインストール。CanonのCAPTプリンタでは死ぬほど苦労したこの作業が、ものの30分で終わってしまいました(笑)
i386互換ライブラリをインストールしてない場合は以下のコマンド。
# apt-get install ia32-libs lib32stdc++6
それからドライバを落としてきて次のコマンド。
# dpkg -i --force-architecture hl2270dwlpr-2.1.0-1.i386.deb # dpkg -i --force-architecture cupswrapperHL2270DW-2.0.4-2.i386.deb
これで、ppdドライバが入ります。
32bit(i386)と書かれていたので少しビクビクしたのですが、インストールすると普通にx64(amd64)用のプリンタフィルタも生成されますので問題ありません。
あとはUSBで接続してCUPS上からプリンタを追加。ドライバを選択して設定完了で終わり(追加時に共有オプション忘れず)。CUPSプリンタ共有でWindowsからも普通に印刷できました。
CAPTプリンタのゴミを削除する(笑)
要らなくなったLBP3310用の設定を削除します。この記事のとおりインストールした場合限定。
- cups上からプリンタを削除。
- プリンタ制御デーモンccpdを止める
# /etc/init.d/ccpd stop
- ccpdの自動起動を止める
# update-rc.d -f ccpd remove
- CAPTドライバのアンインストール
# dpkg -P cndrvcups-capt # dpkg -P cndrvcups-common
ビフォーアフター
まとめ
ようやくまともにCUPSによるプリンタ管理が実現しました。
こんだけ色々書いたあとに言うのもなんですが、不要になったプリンタLBP-3310あげます(苦笑)
- 最低限、今入ってる互換トナーを別のものに交換しないとまともに使えないと思います(苦笑)
ただし、交換したからといって何の問題もなく使えるかどうかは分かりません。- トナーを整理していたら、純正トナー(ただしインクがなくなりかけている)を見つけたので入れ替えたところ問題なく綺麗に印刷されました。
- Linuxで使おうとすると地獄です。Windows等で使うことをオススメします。
- 細かい仕様はLBP-3310で検索して調べてください。
- 2,3度分解しています。その際、背面の紙詰まり検出のプラスチック製のツメを破損しており、ハンダゴテでプラスチック溶接してありますが、再破損する可能性があります。*5
- また分解の際に一部部品を欠損しています。こちらは動作には支障はないと思います。
- さっきまで現役稼働していましたがジャンク扱いです。
希望者はコメント欄に。希望者の中からあげたい人に「メールください」とコメントを返すので、その後にメールください。希望者がいなければゴミかな。
希望者がいなかったため処分しました。
一言まとめ
CanonのCAPTプリンタはクソ!!(Linuxで使う場合)