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古い「沖電気の電話機」を使っているのですが、「短縮登録機能」が使用できない不具合が何年か前からありました。
電話をかけたり、受けたり、既に登録済みの番号をワンボタンで掛ける分には大丈夫だったのですが、追加で登録すると挙動不審で途中で登録が止まって(操作を一切受け付けなくなるハングアップ状態)になってしまうことが多々。
重い腰をあげて分解しました。
1991年製らしい。そんなに古い製品なのか……。
開けた所。昔の基板はわかりやすくていいですね。
原因はすぐに特定できました。リチウムコイン電池の電池切れです。本来3Vあるべき電圧が1.2Vしかありません(苦笑)。取り替えて簡単に終わらせようと思ったら問題発生。
こともあろうにこの電池溶接されてる(笑)。
電池フォルダーじゃないのかよ。もう交換することなんか考えてない実装です。製造後20年以上動作してたわけですから、設計としてはそこまで間違ってはいないとは思いますが、直すには一苦労。
ラジペンで無理やり外すも端子と基板の接続がスルーホールのみで(ベタ付されてない)、端子をパキってやりそうになりながら引き剥がし。
再溶接ってわけにもいかないので、半田で無理やり付けた。端子板も電池もあまりハンダ付け向きじゃないので、すぐ剥がれるかもしれないけど、ワット数の高いハンダで半ば無理やり付けてそっと蓋を閉じました。
一応、問題なく動いています。