2020/10/04(日)Huawei nova lite に Android 10(LineageOS 17.1)を入れる

前提条件

  • Oreo以降にアップデート済
  • ブートローダーアンロック済

カスタムカーネルを導入している場合は、作業前に必ずストックROMカーネルに戻しましょう。*1

*1 : いろんなROMを試しても起動せず、数時間ハマったらしい……

導入手順

概ねLineageOS 17.1の記事に書いてあるとおりです。

  1. OS本体とパッチをダウンロードします
  2. Honer P9 lite用のTWRPを焼く(相変わらずP8 Lite用はイマイチ
    fastboot flash recovery_ramdisk twrp-3.4.0-0-prague.img
    
  3. zipを解凍して出てくるOS本体を焼きます。
    fastboot flash system system.img
    
  4. リカバリを起動します。
  5. Wipe → Advance → System → Change File System → Resize File System
  6. cache等を wipe(消去)します(Wipeデフォルト)。
  7. 必要に応じてWipeから Format Data します。消去するとアプリ等の情報はすべて消えます。*2
  8. https://opengapps.org/ から ARM64 10.0 の nano か pico を落とし、TWRPからUSB(MTP)で接続するなどしてSD等に転送します。
  9. 転送した gapps を焼きます。
  10. los_patches_prague.zipを焼きます。
  11. 再起動します。

*2 : 消去したほうが確実ですが、しなくてもきちんと動作することもあります。

その他

関連記事

2018/08/28(火)Huawei nova lite/OreoにカスタムROM導入と暗号化解除

Android 8.0に更新した nova lite にカスタムROMを導入してみました。他のHuawei端末でも参考にしてください。

Trebleについて

Android 8.xのカスタムROMを入れるためには、Android 8.0 Oreo以降のファームウェアが前提となっています。すでにシステム更新でOreoのアップデートが始まっていますが、必ず Oreo/Android 8.xに更新してから以下をお試しください(強制更新の方法はこちら)。

というのも、Android OreoからProject Trebleというものが導入され、ファームウェアの使い方が変わりました。各メーカーとカスタム部分と、Androidのシステム部分を分離してしまおうという試みです。これにより、ROM(ファーム)のパーティション構成等が変更になっています。

この変更により、カーネルとシステム領域が別れたので、カスタムROMの導入は以前(7.x)より簡単になります。基本的にはシステムイメージを焼くだけで済み、カーネルはストックROMのものをそのまま使用できます。

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2018/07/27(金)Huawei nova liteをAndroid 8.0(Oreo)に強制アップデート

nova lite用のOreoが公開されました。EMUIを起動している(非root/無改造)状態から、システム更新が降ってくるのを待ってもよいのですが、他の方法を試してみました。

P10やP10 Lite等の他機種でも同じようにできるはずです。また、この方法だと、応用でダウングレードもできます。

関連記事:nova lite/OreoにカスタムROMを導入

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2018/05/25(金)Huawei nova liteにTWRPを入れてroot化

この記事は「Android 7.0/EMUI 5.0のNova lite(PRA-LX2)」用に書かれています。他のHUAWEIの端末でも似たような方法で大丈夫だと思いますが、Android 8.0(Oreo)は色々と違います。ご注意ください。

なお「nova lite」は日本国内での販売名で、海外では「P8 lite 2017」「Honor 8 Lite」という名称で売られています。また開発コード(?)の「PRAGUE」やチップセットを示す「Hi6250」も併記されることがあります。海外情報を探すときはこれらの名称で検索しましょう。

この操作は最悪スマホが起動しなくなりますので必ず自己責任で。

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