2008/01/12(土)Linuxが止まった
ちょっと他人のサーバのメンテナンスを頼まれて停止したというLinuxを見てきました。比較的古いサーバで /home の使用率が90%を超えていました。おそらくこれが原因だろうと、"du -h" としたらあるディレクトリで動作が止まる。
postmaster
何事だろうと思い、Maildir の中で ls をしてみると
# ls drwx------ postmaster postmaster 512 cur/ drwx------ postmaster postmaster 26123454 new/ drwx------ postmaster postmaster 512 tmp/
ディレクトリファイルが2MBという前代未聞の数値。"ls new/"としたら何分経ってもかえってきません。"rm -rf new/" とすると自動リブート。ディスク容量を食いつぶす以前にファイル数が多すぎてシステムを圧迫するとはあっぱれすぎます。さすがは Linux 2.2 時代の ext2 ファイルシステムです。
仕方ないのでシングルユーザーモードで起動して、ファイルの削除*1を開始したのですが、一向に終わる気配がありません。ざっと概算したら、ファイルの削除だけで2時間もかかることに。メーリングリストのようなシステムに使うメールサーバのpostmasterを数年放置するといかに大変なことがおこるか良くわかりました……。*2
もっともサーバというものは、定期的にチェックかけないと本当は駄目なんですけど、その辺動いてれば気にしないという感じでおざなりにされることが多い。トラブルで困るのは使ってる人なんですけどね……。*3
2008/01/03(木)パターンカット
みなさん基板のパターンカットってどうやってますか?
自分は細いラインなら(小型ドライバーセットの)マイナスドライバーでがりがりと削ります。これが一番簡単です。少し太くなるとカッターなどで切り込みを入れてから、その上をやはりマイナスドライバーで削ります。
最近一番困ったのが、ベタアース(ベタGNDパターン)のパターンカットです。端子穴(スルーホール)をドリルで貫通させて、端子に直接はんだ付けするのが一番簡単なのですが、諸事情により基板内でのみ修正しなければならず大変でした。

ベタアースなので四方を削らなければなりません。カッターで前処理+マイナスドライバーでやっていたら、カッターの歯がすぐぼろぼろになってしまいました。作業自体も結構無理がありすごい面倒です。カッターで銅箔を切ること自体に無理があります。
それで色々考えてみたのですが、一番いい道具をみつけました。

どこにでもある電工ナイフ(ぉぃ)。導線の被覆を切るために作られただけあって(失敗してよく導線に当たってしまうことがあるぐらいなので)、銅箔程度では全く負けません。写真の溝は、電工ナイフで少し間隔を空けて切り取りました。いままでで一番綺麗に処理できています。
……パターンカットなんて必要にならないのが一番ですけどね(苦笑)
2008/01/01(火)C73報告
レポート
昨日になりますが、ご来場頂いた方々ほんとうにありがとうございました。なかなか一人で回路作りをしていても、ディープな回路の話ができなかったりするのですが、CMoyで遊んでいる方や、色々技術をお持ちの方とお話できて大変楽しかったです。
- キットはちょっと手が出しにくい価格だったようです。秋○等のキットから考えれば高めですけど、回路部品を全くケチってないので仕方ない(^^
- 予想以上に基板の購入が多くびっくりしました。*1
- それ以上に回路図をもらっていく方が多く、途中から回路図を配れなくなってしまいました。次があれば、配布用に大量に回路図を持っていきます。
- 「blogみて来ました」という方がいなかったのがちょっぴり残念でした。まだまだ努力が足りませんね。
「回路のどの部分を変えたらどうなるか?」という質問もあり、嬉嬉として答えていました。
どの程度電池が持つか
そのときは明確に答えられなかったのですが、昨日の午前9時にエネループをセットし同時に電源を入れっぱなしにしてデモしていたキットは今まだちゃんと鳴っています。このままずっと試してみますが、とりあえず連続30時間は持つようです。
聞き比べ
自分と同じように「オペアンプや抵抗で音が違うと話では聞くけど、本当に違うの?」と思ってた方も何人かいらっしゃいまして、聞き比べてたしかに違うと言ってもらえてほっとしました。
配布物のサポート
キット配布
配布キットに一部問題がみつかりました。ご迷惑をおかけして申しわけありません。大変お手数ですが「RCA_correct.pdf:RCAコネクタの問題修正(pdf)」をご参照ください。
基板配布
- MPC78の必要数は2個ではなく4個です。ご迷惑をおかけしますが、説明書を訂正させて頂きます。
プリント基板にミニデテントをそのまま取り付ける場合は、ピン番号をよく見てください。プリントされているピン番号は正しいピン番号です。正しく取り付けた場合、ミニデテントは基板の内側を向きます(汗)。基板付けする場合はパターンカットしてください(1番と3番を2組取り替えてください)*2。ボリュームは素直にパネル付けにするのが良いと思います。
部品/基板付けコネクタ等入手先(完全に信用せずコネクタは必ずご自分で確認ください)
- 千石
- 2SK170/2SJ74
- OSコン 6.3V 2200uF
- 3.5mmステレオミニ
- 若松通商
- MPC78 1Ω
- 秋月電子
- RCAコネクタ
電源スイッチを取り付ける場合、「+V」→「+端子」「-V」→「-端子」の間に2回路スイッチを付けてください。基板付けでは、千石にあるスライドSW(中サイズ)を基板を挟むように取り付けるとちょうど良いです。
お越し頂いた方へ
質問とかありましたら、この記事かC73の記事のコメント欄に書いて頂ければ幸いです。