2018/07/27(金)Huawei nova liteをAndroid 8.0(Oreo)に強制アップデート

nova lite用のOreoが公開されました。EMUIを起動している(非root/無改造)状態から、システム更新が降ってくるのを待ってもよいのですが、他の方法を試してみました。

P10やP10 Lite等の他機種でも同じようにできるはずです。また、この方法だと、応用でダウングレードもできます。

関連記事:nova lite/OreoにカスタムROMを導入

EMUI5.0からAndroid 8.0 (Oreo)に強制更新

必要なもの。

  • SDカード
  • unlock / FRP-unlock されたHuaweiスマホ
  • スマホの型番(PRA-LX2C635)
  • 自分の機種用のカスタムリカバリTWRP(nova lite用))
  • 自分の機種用のNoCheck Recovery*1イメージ
    • nova liteの場合はこのサイトのHWOTAリンク先のHWOTA.rarに含まれる「PRA_RECOVERY_NoCheck.img」
    • Huaweiのスマホなら、各機種用のを探せば(HWOTA等で検索)同じことができます。
  1. Android 8.x の公式ROMイメージ(FullOTA)のダウンロード*2
    • Firmware databaseに型番を入れて探します。nova liteなら「PRA-LX2C635」。
    • filelistをクリックしてファイルのURLを調べます。
    • update.zip, update_data_full_public.zip, update_full_PRA-L22_hw_jp.zip をダウンロードします。*3
  2. SDカードに OTA フォルダを作り、先程ダウンロードした3つのファイルをコピーします。
    • この際、リネームは必要ありません!
  3. OTA-update_PRA-LX2.zipをダウンロードして、OTAに入れます。
  4. fastbootを起動
    • TWRPを recovery2 に焼きます。
      fastboot flash recovery2 TWRP-xxxx.img
      
    • NoCheck RECOVERYを recovery に焼きます。
      fastboot flash recovery PRA_RECOVERY_NoCheck.img
      
  5. TWRPを起動し、OTA-update.zip を Install します。
  6. リカバリが起動され、インストールが開始されるはずです。
  7. イントール後、再起動して更新されていれば成功。

改造済公式リカバリが起動しない場合は、うまく起動するリカバリをがんばって探してください。きちんと起動するリカバリを探しておくほうが良いと思います。

改造リカバリが無事導入できたら、TWRPで「OTA-update_PRA-LX2.zip」を書き込むところから再開します。

補足

HWOTA.rar の中には、インストール作業用の「OTA_catuva21.zip」が含まれますが、パーティション番号で直接dd(上書き)していて怖いので、使わないようにしました。

ただ「OTA_catuva21.zip」を使えば、PCからfastboot接続せずに、スマホ内だけで完結して更新することが可能です。

余談

この方法を応用するとハードウェアが同じスマホ同士で機種変(型番変更)もできるようなのですが、危険が伴うので試してはいません。気になる人は最後のリンクを見てください。

OTA-update_PRA-LX2.zipについて

以下のスクリプトを実行しているだけです。TWRPの Terminal から手で入力しても同じです。

#!/sbin/sh

echo --update_package=/sdcard/OTA/update.zip > /cache/recovery/command
echo --update_package=/sdcard/OTA/update_data_full_public.zip >> /cache/recovery/command
echo --update_package=/sdcard/OTA/update_full_PRA-L22_hw_jp.zip >> /cache/recovery/command

reboot recovery

リカバリに対して、アップデート指示を出しています。

*1 : Huaweiチェック除去済リカバリ

*2 : この作業はAndroid端末上でFirmware Finder for Huaweiを使ってで行ってもok。

*3 : ファイル名が違う場合はこのファイル名に変えてください。

Oreo/TrebleでのストックROMへの復元(ダウングレード可)

試してはいませんが、7.x(Nougat)に戻すことも可能なはずです。

必要なもの。

  • SDカード
  • unlock / FRP-unlock されたHuaweiスマホ
  • スマホの型番(PRA-LX2C635)
  • Oreo対応のNoCheck Recovery。
  1. Oreo用のTWRPを予め焼いておく。
  2. RecoveryNoCheckOreoHi6250.imgをSDカードにコピー。
  3. 焼きたい公式ROMイメージ(FullOTA)のダウンロード
    • 執筆時点では、PRA-LX2C653B188あたりがNougatの最新だと思います。
    • update.zip, update_data_full_public.zip, update_full_PRA-L22_hw_jp.zip をダウンロード。
  4. SDカードに OTA フォルダを作り、先程ダウンロードした3つのファイルをコピー。
  5. OTA-update_PRA-LX2.zipをダウンロードして、OTAにコピー。
  6. TWRPを起動。
  7. Install imageを選択して、RecoveryNoCheckOreoHi6250.imgを Recovery Ramdisk に焼く。
  8. Install Zip に戻して OTA-update_PRA-LX2.zip を焼く。

あとは自動で更新されるはずです。

メモ(Oreoパーティション一覧)

bootfail_info		/dev/block/mmcblk0p48
cache			/dev/block/mmcblk0p42
cust			/dev/block/mmcblk0p52
dfx			/dev/block/mmcblk0p40
dto			/dev/block/mmcblk0p35
dts			/dev/block/mmcblk0p34
erecovery_kernel	/dev/block/mmcblk0p27
erecovery_ramdisk	/dev/block/mmcblk0p28
erecovery_vbmeta	/dev/block/mmcblk0p38
erecovery_vendor	/dev/block/mmcblk0p29
fastboot		/dev/block/mmcblk0p5
frp			/dev/block/mmcblk0p4
fw_hifi			/dev/block/mmcblk0p26
fw_lpm3			/dev/block/mmcblk0p3
hisitest0		/dev/block/mmcblk0p44
hisitest1		/dev/block/mmcblk0p45
hisitest2		/dev/block/mmcblk0p46
kernel			/dev/block/mmcblk0p30
misc			/dev/block/mmcblk0p20
modem_fw		/dev/block/mmcblk0p36
modem_om		/dev/block/mmcblk0p18
modemnvm_backup		/dev/block/mmcblk0p10
modemnvm_factory	/dev/block/mmcblk0p6
modemnvm_img		/dev/block/mmcblk0p11
modemnvm_system		/dev/block/mmcblk0p12
modemnvm_update		/dev/block/mmcblk0p21
nvme			/dev/block/mmcblk0p7
odm			/dev/block/mmcblk0p43
oeminfo			/dev/block/mmcblk0p8
patch			/dev/block/mmcblk0p47
persist			/dev/block/mmcblk0p16
product			/dev/block/mmcblk0p55
ramdisk			/dev/block/mmcblk0p31
recovery_ramdisk	/dev/block/mmcblk0p32
recovery_vbmeta		/dev/block/mmcblk0p37
recovery_vendor		/dev/block/mmcblk0p33
reserved1		/dev/block/mmcblk0p17
reserved2		/dev/block/mmcblk0p22
reserved3		/dev/block/mmcblk0p9
reserved4		/dev/block/mmcblk0p14
reserved5		/dev/block/mmcblk0p15
reserved8		/dev/block/mmcblk0p39
reserved9		/dev/block/mmcblk0p50
rrecord			/dev/block/mmcblk0p49
secure_storage		/dev/block/mmcblk0p13
sensorhub		/dev/block/mmcblk0p25
splash2			/dev/block/mmcblk0p19
system			/dev/block/mmcblk0p51
teeos			/dev/block/mmcblk0p23
trustfirmware		/dev/block/mmcblk0p24
userdata		/dev/block/mmcblk0p56
vbmeta			/dev/block/mmcblk0p41
vendor			/dev/block/mmcblk0p54
version			/dev/block/mmcblk0p53
vrl			/dev/block/mmcblk0p1

参考リンク

2018/05/25(金)Huawei nova liteにTWRPを入れてroot化

この記事は「Android 7.0/EMUI 5.0のNova lite(PRA-LX2)」用に書かれています。他のHUAWEIの端末でも似たような方法で大丈夫だと思いますが、Android 8.0(Oreo)は色々と違います。ご注意ください。

なお「nova lite」は日本国内での販売名で、海外では「P8 lite 2017」「Honor 8 Lite」という名称で売られています。また開発コード(?)の「PRAGUE」やチップセットを示す「Hi6250」も併記されることがあります。海外情報を探すときはこれらの名称で検索しましょう。

この操作は最悪スマホが起動しなくなりますので必ず自己責任で。

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2018/05/24(木)Huaweiスマホの文鎮(Brick)からの脱出方法メモ

HUAWEI nova liteをうっかり文鎮化してしまったので、復旧方法(復旧手段)のまとめメモ。ちなみに海外では文鎮化のことを「Brick」(レンガ化)と言うようです。

文鎮化の経緯

  1. カスタムリカバリを入れるためにbootloaderをunlockする
  2. root化したり色々いじる。開発者モードとかもいじる。
  3. いつのまにかFRP Locked(OEMロック状態)になっていることに気づく
  4. FRP Lockedだと fastboot flash できず、EMUI 5.xではOEMロック解除に再度ブートローダーのロックが必要だと気づく。
  5. リカバリも/bootも/systemも改変された状態のままブートローダを再ロックしてしまう
    fastboot oem relock 0421234567897012
    
  6. 「secboot」が有効になり、改変された/bootや/systemやTWRPは起動しなくなる。

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2017/01/10(火)Android AOSPイメージのインストールメモ/SafetyNetと格闘

AOSPと言って「Android Open Source Project」によって公開されたAndroidのソースファイルから、最新Version(例えばAndroid 7.0 Nougat)非対応の機種でも使えるようにビルドされたイメージが公開されています。

それをNexus 5にインストールした時(2016/10)のメモ。以下の方法を使ってもAOSP ROMを使う限りSefetyNetは通過できません。

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2015/11/02(月)DLNAとVLC Direct

スマホ中の動画をPC内のウィンドウとして映したいので格闘しました。

DLNAキャスト

スマホの中にある動画などをディスプレイにそのまま映すならこの前のMiracast最強なのですが、そうではなくて、PCにWindowとして(PinPみたいに)映そうとすると色々と難しい。

最初に検討したのはDLNAでした。Windows7以降に含まれる、Windows Media Player 12には、DLNAサーバ機能があります。

  • WMP12 → ストリーム → プレーヤーのリモート制御を許可

ここで「DLNA cast機能」を持つクライアントソフトを使って映像などを送り込むことができます。これについては、Androidソフトを色々試しましたがAllConnectが一番優秀でした。*1

音楽は対象としなかったので、音楽をcastしたい場合はまた違うソフトがいいかもしれません。

欠点

  • UPnP/DLNAの仕様上、同一ネットワーク内でしか使えない(ルータを超えられない)

VLC Direct

そんなこんなしていたら、VLC Directというソフトを見つけました。

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