2006/12/15(金)Ubuntu 6.10のインストール
PlamoのX(KDE)を安定化させるのはサクっと諦めて、Ubuntuをインストールしてみました。
Ubuntu(ウブントゥ)
Slackware(ただし昔の)は触ったことあるし、Plamoは快適なディスクトップ環境を構築する前に挫折しそうなので諦めたし、FreeBSDは慣れすぎてるし、FedoraなどのRed Hat系はあんまり常用したくないし……ということで、本当はDebianでも入れようと思ったんですけど、日本語環境とか最近流行のがあるよってことで流行に乗ってみました。
配布物はCDイメージのみで、おまけにCDからしかインストールできませんが(マイナスポイント)、CD bootするLinux環境が1つ欲しかったのでまあいいかなと。GUIのインストーラーですが、パッケージ選択なども出てこないしサクサクと進みます。楽でいいというか、ほとんどWindows使ってるのと感覚的に変わらないですね。コンソールも出てこないし。
使い込もうとすると……
で使い込んでいくと色々と。
- Xの解像度が1024x768より上げられない。ATIからドライバー落としてインストールしても変わらない。/etc/xorg.conf をごぞごぞいじって解決。CRTが[wp:DDC]に対応してなかった(?)せいだと思うけどなんだかなぁ……。
- vncviewerを使ってみたら、スクロールバーが一方向にしか動かない不具合が……。
- 仕方がないので最新版を落としてきたら、libc6のライブラリバージョンが違ってインストールできず。ソースを落としてインストールしようとしたら、cofigure に失敗。
- そもそも、gccは入っているけど、(ライブラリ等の)Cの開発環境が入ってない(汗
- 開発環境のインストール。Xのライブラリなどもインストール……なんか不毛。
- smbmount を使って samba のディレクトリをマウントしようとしたら、smbmount も入ってない。samba自体は入ってるのに……。CD一枚に収めるためにあれこれ削ってるなぁ。
- KDEが使いたかったけど、残念ながらGNOMEだった。
- GNOMEもまともに使ったことないし、まあそれはいいんだけど、表示テスト用に使いたい[wp:Konqueror](コンキュラー)が入ってないのでインストール。
非常に整備されたディスクトップ環境だと思う一方、使い込んでいこうとすると、gccを含め整備に時間がかかる印象ですね。まあapt-getでどうにかなりますし、何でもかんでも突っ込まれるFCよりはいいのかもしれません。
今日のadiary-RC2リリースは、このUbuntuマシンから行いました(初めて違う環境でしました)。