2007/10/13(土)CF-R6 で Vista を XP に入れ替えた
ノートPCのCF-R6を使うことになったのですが、Vista Businessがプリインストールされていて、メモリが512MBのせいか普通に動くんだけどいまいち使いにくいんですよね。メモリを増設すれば快適に使えそうではあるんですが、メモリ増設するとバッテリー駆動時間がかなり低下するらしく(1.5Ahぐらい食うようです*1)ノートPCとして致命的な気がして躊躇してました。
いろいろ調べているとWindows XPにアップグレードすると、パフォーマンスが向上してバッテリー駆動時間も長くなるという話をキャッチし、早速入れ替えてみました。
用意したもの
- Windows XP SP2(OEM版)
- USB FDD
- IDE CD-ROMドライブとIDE-USB変換
検索するとOEM版でも問題なくダウングレード&電話アクティべーションできるとのことでしたので、こんな構成です。USB CD-ROMを買うのはバカらしかったので、USB HDDを分解してUSB-IDE変換だけ取り出しました。USB FDDはチップセットが Intel 945GMS なので、ドライバディスクを入れてHDDを認識させるために必要でした。
インストール作業は難なく終了。XPのプロダクトIDを入れて「いざ電話アクティべーション」と思ったのも束の間、オンラインアクティべーションが通ってしまいました(苦笑)
入れ替えたあと
Vistaが一応普通に動作していたのですが、XPに入れ替えたらXPがすごい快適にサクサク動作しています。ドライバや標準アプリも1つずつ選んで入れたので、余計なものが入らず良い感じ。要らないサービスも止めて、起動時のメモリ消費が200MBぐらいになりました。Vistaは400MBでしたから、この差は大きいですね。
それとやや不安定だった無線LANなぜか安定しました(^^
Intel PROSet/Wirelessを外す
Intel PROSet/Wireless がやたらメモリを食っていたうえ、ユーザーを切り替えるたびに無線LANの接続が切れる使えなさ素敵仕様だったので(おまけに無線LANの設定がユーザー個別になってるし)、レジストリから消えてもらいました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
C:\Program Files\Intel\Wireless\Bin\ZcfgSvc.exe
C:\Program Files\Intel\Wireless\Bin\ifrmewrk.exe
を削除。これでWindowsが無線LANを管理しますが、やや不安定です。そこで「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」からPROSet/Wirelessアプリケーション用のサービス3つに消えてもらいました(自動起動→手動起動への設定変更)。
- Intel(R) PROSet/Wireless Event Log
- Intel(R) PROSet/Wireless Registry Service
- Intel(R) PROSet/Wireless Service
これらのサービスと止めるとWindows管理のもと快適に無線LANが使えます。Windowsの無線LAN管理デーモンが20MBほど食ってますが、それでもIntelツールを使うよりも50MBほど空きメモリが増えました。
初めからIntelの無線LAN管理ツールはインストールせずに、ドライバだけ適用した方が幸せになれると思います。