2008/05/02(金)USB-DAC製作中

PCM2901 DAC/ADC。もう完成してるんですけどね。回路図などは後回しとして、とりあえず感想とか。OS-CONだらけですが気のせいです(笑)*1

USBバスパワーに拘って作ったんですが、SE-U55SX(改)Prodigy 192VE(改v2)と聞き比べても遜色ない鳴りっぷり。試しにRMAAしたら、SNR=89.8dBとか出まして、これはチップの仕様限界値(ADC)。

とにかく、この3つのDAC。録音のしっかりした曲じゃないとなかなか差が出ません(192VE改はカップリングコンがあるせいか、他と比べて低音がやや弱い)。慎重に聞き比べると、PCM2701Eは明瞭感が他に劣る。ADCチップ自体の作りが劣ってるのもあると思いますが、オペアンプの駆動電圧が低いのも効いてるのかもしれない。やはり本命はPCM2702か。

信号ラインに普通の抵抗は乗ってないこともあり、歪み感のなさはかなりのものです。直接ヘッドホンを挿すこともできますし、小さいし、ポータブル用途(持ち運び&デモ用)としては十分かなと。

*1 : 手持ちがOS-CONだらけなので。

その他

SE-U55SXは比較的改造しやすいのですけど、Prodigy 192VEはもうそろそろ限界。廉価版だから仕方ないですが、パターンや回路設計の悪さは、改造ではいかんともしがたいです。

その点、SE-U55SXの部品抜きは対応しやすかった(ぉ)。SE-U55SXの改造は途中で止めてますが、どうしよう。オペアンプと抵抗まで手を出すかいまだ悩み中です。問題はコストパフォーマンスだけなんですけどね。*2

*2 : 部品点数が多いので載せ替える部品代の問題