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2012/08/04(土)レーザープリンタを分解した - LBP3310
Linuxで使用するのに苦労したLBP3310ですが、購入時のトナーがついに切れたので、リサイクルトナーに入れ替えました(Linuxでの使用で嫌な思いをしたから純正トナーは買いたくない)。*1
かすれてる……。トナー不具合かと思い、リサイクルトナーを交換しても同じ症状。購入時から、純正トナーでも真冬になるとトナーが定着不良を起こすすばらしい出来だったのですが、これを考えるとどうも相性問題っぽい。
【仮説】 プリンタのちょっとした不良 + 互換トナーの非互換性 = 半面かすれ
トナーユニットじゃなければ、もう定着ローラーしかないなと思ってプリンタを分解しました。
LBP3310の分解
分解の仕方ですが、ネジを2個外してまず側面パネルを外します。ツメ式になっているので、マークのあるところにマイナスドライバーなどを入れて側面パネルを外します。続いてネジを取って背面パネルを外します。これで上面パネルも外れるようになりますが、定着ローラーをいじるだけなら背面パネルを外せば十分です。
定着ローラー部分を分解するときはちょっとミスして部品を破壊してしまいました(プラスチックなので、ハンダごてで溶接して復旧)。正しい分解方法は、
- 電線(ケーブル)を外しつつ、ネジを外して、黒いパネルを右にずらし外す(写真で宙に浮いてるやつ)
- 定着部右側(側面ではない)のネジを外し、ツメのひっかけを外す。
- ローラー金属シャフトのギアを外して(ツメ式)から、右を外して引き抜く。
- さらに分解するときは、左右の緑のフックをロック側(上側)に。
定着ローラー自体を外すことはできませんでした。写真の状態が限界。たぶん上から本格的に分解しないと無理そう。
失踪したバネ
定着ローラー付近に用紙つまり検出用のギミックがあるのですが、そこに使用されているバネを間違って紛失してまいました。*2
しょうがないのでジャンパー線をドライバーとかに巻きつけて作りました。もう少し細いジャンパー線がよかったのですが、なかったので少し太めです。でも役目は果たしました。軸よりも少し大きく作るのがポイントなんですね。
それにしてもバネがこんな簡単に作れるとは思わなかった。*3
組立
そんなこんなで組立にものすごい時間を費やしましたが、なんとか組み立てて印刷してみると、リサイクルトナーでも綺麗に出てきました。定着ローラー付近の用紙ガイドパネルのツメが1ヶ所外れていたのでそれを戻したので回復したのか、レーザーユニットを乾拭きしたのが効いたのか、たまたまでまた再発するのかは不明ですけど(苦笑)
ちなみに最初の印刷物の上に置かれた部品は破壊したものの一部です(苦笑)。本当はこれは10cmぐらいの軸棒が付いてます。なくても動作に問題はないものだったのと、修復では強度的に問題ありそうだったのでこのままにしました。
参考
- EPSON LP-2400 分解掃除 (naさん)
余談
PCパーツが余ってるので欲しい人にあげます。先着1名。コメントしてから送り先をメールしてください。送料着払い。miyaさんに差し上げました。
- Pentium3 1GHz(Coppermine)
- C3M266/CLE266(DDRメモリ計768MB)
- HDD : Maxtor 80GB ATA/133
- ファンレス用放熱フィン
- VT6122(PCIギガビットLAN/VIA)
- その他
- CPUは低電圧駆動のためにソケットが改造されています。CPUをソケットから外さない方が懸命です。
- マザーボードは電解コンデンサ交換済なので当分持つでしょう。