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2008/12/11(木)基板CADで設計中
基板CAD
MBE(基板CAD)で基板引いてました。データシートだけで書くのって怖いですね。それにデータシートによっては最小値と最大値の差が1mmぐらいあったりして「どうするんだ、これ?」みたいのもありましたが……(困る)。
ヘッドホンアンプの回路をユニバーサル基板に作るときも、USB-DACを最初にユニバーサル基板に起こすときもそうでしたが、回路図を起こさず直接「回路を製作する癖」があるらしいです。
今回も、いくつものデータシートとにらめっこして部品選定しながら直接基板CADに回路を起こしていました。この後、
- 基板を眺めながら回路図を起こして
- 回路図に部品番号を付けて
- それを基板上に部品番号として書き込む
という作業。こんな感じで回路起こす人ってほかに居ないかなあ(苦笑)
マウスがダメ
偽ロジテックマウスを使って作業していたのですが、マウスカーソルがブルブル震える病のせいで右腕が痛くなりました。健康被害ですね……。今度まともなマウスを買おう(汗)
2008/12/06(土)日記 2008-12-06 & オフ告知
便乗オフ
司さんところに告知されているとおり、合同オフをすることになりました。
- 12月28日 秋葉原にて 11時~夜ぐらい
とはいえ、実質、司さんのオフに便乗したものですので、詳しくは(参加エントリも)司さんの記事を参照ください。日付はC75の1日目と同じ日ですね。
基本的には聞き比べをしたり聞き比べをしたり聞き比べをしたり(ぉ)と、まったり過ごすものになると思いますが、簡単な電子工作教室みたいなこともやりたいなーと思っています。
具体的には(オフ参加者の中で)希望者にはこのヘッドホンアンプを実際に作ってもらおうと思っています*1。余裕があれば、アンプ回路の動作の仕組みも解説できると良いかなと思っていますが、この辺は未定。
定期的にアンプ作りの質問が来るのですが、文字ではなんとも回答しにくいものがあります。ヘッドホンアンプ製作(回路製作)に興味があるけど何から始めたらいいかよくわからない、回路図を見て自分で回路を作れるようになりたいという人とかにぜひ参加してもらいたいなと思います。*2
超低消費電流のためのDCDC
超低消費電流アプリケーション(0.5mA以下)のためにDCDCを探しているのですが、降圧キャパシタ式の方がきっと高効率なんだろうと思ったのですが、調べてみると普通のインダクタスイッチの方が高効率。感覚と違うので不思議です。バッテリ駆動だと電圧変動があるから(効率考えると)DCDC必須になるんですよね。
超低消費電流でも高効率を維持するICって少ないですね。消費電流が少ないほうが高効率を維持しやすいと思ったのですが、そうでもないようです。
LTC1878やMAX1556かなーとうところ(効率80%程度)。TIのREG710は電圧範囲は広いし、インダクタ不要だし、昇圧・降圧自動切り替えとかなり扱いやすいので面白いなあと眺めてます(効率は悪いけど)。
キット配布
締め切りました。
ところで
±5~15Vぐらいで使用できるディアルオペアンプで、オーディオ向け最強ってどれでしょう?
- 条件
- IV/LPFなど向け。低インピーダンス駆動は一切考えない*3。
- 低周波入力換算ノイズが低いことを基本指針とする。
個人的に低電圧だとLME49721で決まりですが、5V越えると使えないので(苦笑) 通常電圧でシングルならLT1028とかかな。
2008/11/04(火)今日の小細工
USB外付けHDDって古めのマシンだと安定しないですよね。主にバスパワーの電流が足りないのですけど。
USBバスはGNDは共通なのですが、+側に電流制限素子(電流検出素子)が入っています。その素子は抵抗を持つので電流を大きくとると(ケーブルの抵抗もあり)供給電圧が下がります。4.7Vぐらいまで電圧が下がると、外付けHDD等はまともに動作しません。
初め2つのUSBバスから電源を2つ束ねるという手を取ったのですが、それでも安定しません。計ってみるとHDD非アクセス時で4.8V。アクセスする度にHDDが瞬断されよくありません。
仕方がないので、USBバスにこんな小細工をしました。
PC電源直結。ちなみにこんな状態で変なUSB機器を付けるとパソコンの電源が落ちます。危険です(笑)。ここまでして、やっと外付け2.5インチHDDか安定しました。
原因
それにしても「何かおかしくない?」と思いまして、外付けHDDであるIOデータのHDPG-SUを分解しました*1。なんか5V1Aの東芝HDDが付いてるんですけど。
しかも外ケースには「定格5V0.5A」の表記が。嘘つき。
2008/09/30(火)試作基板のパターンカット
パターンカット
ヘッドホンアンプ改良型の実力がほぼ確定してきたので、試作基板をパターンカットしてみしまた。パターンカットしているとFETヘッドホンアンプの基板を否応でも思い出しますね(苦笑)
カットが下手でまわりのパターンにも被害が出てますが、気にしない方向で(汗)
チップ抵抗を使いましたが、小型リード抵抗(1/6W抵抗等)ならば同じようなことができると思います。表のトランジスタEとCRD(定電流ダイオード)間のパターン4本をカットして裏側で220Ωで配線。
最近ようやく聴くことに専念できて嬉しいです。このヘッドホンアンプもいずれはキット化にしたいですね。
メインマシンの電源
1年間据え置きが決定したメインマシンですが、ここのところ電源が異様にうるさい。高周波のキーーーンという音がずっと鳴ってます。こうなると、そろそろ寿命かもしれない。
こんな音聞き続けてたら発狂しかねないので、とりあえず修理かなあと電源落として蓋を開けて、発生源を確認しようと思ったら音が止んだ。……どうしろと(汗)
原因判明。マザーボードのDCDCだ(汗)
USB-DACキット
みなさんお待ちかね(?)の頒布はこちらから。
2008/09/17(水)近況 2008-09-17
40万ヒットのプレゼント
すべて発送しました。早い人は明日あたり届くと思います。お楽しみに。
コメントでご質問頂きましたが、製作記事のトラックバックを送る際はヘッドホンアンプの記事の方がありがたいです。
低電圧ヘッドホンアンプの改造
strvさんの記事を元に自分でもバイアス電流を増やして調べてみました。たしかにバイアスをもっと流した方が(現状0.4~0.7mA程度。トランジスタのVbeバラ付きによる)どうやら低音のしまりが良くなるようです。もうすこし検証して近日中に記事をアップデートする予定。
回路の変更があるので試作基板だと変更後の回路はやや製作しにくいのが難点*1。それと消費電流が増えますね。低音好きな人とか、ベースやっている人(ピアノとかコントラバスでもいいけど)とかじゃないと差が分からないかもしれない。あとヘッドホンによっても(略) 訂正。聞き慣れた曲なら差は明らかに分かります(間違えてLMP7732とLME49721を比べていました)。
その他
今まで(何年も)まったく気にしてなかったのてすが、試作機の配線(銅線)による音質劣化が明らかに気になるレベルについに達してしまったので、太くまともな線で張り直しました。コネクタ・ボリューム基板直付け(試作基板)には敵いませんが、かなり改善しました。抵抗値を持つものは音質劣化になりうるということを痛感しますね。
ここのところオーディオ関連しかなかったけども、しばらくデジタル回路でもいじろうかなーとか漠然と考えています。まだ分かりませんけど。DACとアンプの音質に(現状)十分満足しちゃったもんで。