2008/08/01(金)日記

USB-DAC続報

ほとんどの部品が手に入ったので早速実装してみました。

pcm2702dac_pcb01.jpg
pcm2702dac_pcb02.jpg

細かい問題(RCAコネクタのパターンが若干ずれてる*1等)はありましたが、大きな問題もなく、心配したパターンミスもなく、無事音が出ました。ほっと胸をなで下ろしたところです。

まだエージングもなにもしてませんが、結構いい音してます。試作と若干回路が変わっている部分があるため、エージング後に試作の音と比べながら最終調整ですね。抵抗は諸事情により、進のプレート抵抗になってます(キットはタクマンのREYになります)。

試作品との比較

どうにも「わずかに音が濁るなー」と思って、気になっていた箇所を変更したら(試作の回路に戻したら)やっと本来の音が出ました。記事の回路図訂正しました(RS2の追加)。

*1 : 若干ケースの加工が大変になるかもしれませんがご勘弁下さい(汗)

オペアンプと電池2個ヘッドホンアンプ

オペアンプの仕様と音質の謎を2~3日前に更新しました。読むとオペアンプの仕様と音質の推測法がだいたい分かるのではないかと思います。*2

更新したオペアンプのリストの中に入ってますが、低電圧動作(単3×2本)可能なオペアンプの中でLT1498とLMP7732が優秀です。LT1498はたぶん司さんのオススメなのであちらのブログで語ったくださると思いますから、自分のおすすめLMP7732について語ろうと思います。

FETヘッドホンバッファアンプの廃盤が部品入手難からほぼ確実になったため、ひと月ぐらい前から代わりになるICを探していました。低電圧オペアンプをいくつか入手・試聴した中で、唯一「旧ヘッドホンアンプを越えた」と思ったのがLMP7732です。*3

Zobelネットワークと呼ばれるフィルタを付けないと安定しない上、5V以上の電圧をかけるとICが壊れるのでまだ特攻するのはやめた方が良いです。現在諸特性や音質を検証中で、そのうち記事に纏めます。次期ヘッドホンアンプキットはおそらくこのICがベースになると思います。

*2 : これを参考に、ぜひみなさんも音質の良いオペアンプを探してみてくださいね。

*3 : 微妙に越えたのではなく明らかに上です。ここ1週間ぐらい、LMP7732でばかり音楽を聴いてます。上のDACと組み合わせると、それはそれは上質ですね。

画像消失中

ちょっとした手違いで、ブログの画像をすべて消してしまいました。そのうち復旧させる予定ですので、少々お待ち下さい。

追記

古いHDDから8割復旧*4。残りはどうするかって? …………再撮影(汗)

*4 : SCSI RAIDなために勝手が分からず、読み込むのに相当時間かかりました。x64-OSなんで起動もできず…という感じで。