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2006/06/26(月)さらに修理続き
昨日、一昨日の続きです
写真アップしたいのですが、普通に使う分にはまったく問題ないPen3@800マシンも、630万画素の画像処理はさすがに重たい。Athlonマシン付けるか(笑
回路猛烈に勉強中。この前ジャンパしたコイルはアイソレーショタ(アイソレーション コイル)と呼ばれるもので容量負荷による発振を防ぐために必要らしいです……フルレンジしか繋げないからいいや(ぉぃ)。コンデンサと抵抗の直列の方はZobelネットワークと呼ばれる高域を多少減衰させたりこれまた発振防止の狙いがあるようです。単純に切るには危険そうなので、エージングをして聞き込んだあとで、時定数を下げる(効果のかかる周波数をあげる)か考慮してみようかと思います。(参考サイト)
ネットで検索しても必要性は訴えてても、回路式=理論書いてないのばとうよ?と思うんですけどねぇ。おかげでいまいち納得できないです(苦笑) あとやっぱりオシロスコープとファンクションジェネレーターが欲しいなぁ……。というわけで今日はこれから、プリアンプの調整の続きです。
Zobelネットワーク
アイソレータは負荷容量対策ということである程度理解出来るのですが*1。Zobelネットワーク、いろいろ調べてみますがどうにも釈然としません。。Zobelネットワークというのはスピーカー端子と並列にRとCを直列挿入したもので(Rは10Ω、Cは1uF~0.047uFだそうです)、
スピーカーのL成分によって超高域でインピーダンス上昇を防ぐため
だそうです。が、だからどうしたよ? みたいな(笑) アンプというのは普通のアンプ*2である限り負荷(抵抗)に関わらず一定電圧を出すように作られています。インピーダンス上昇がもし回路を不安定にしてるのなら、インピーダンス無限大=スピーカーを接続しないと不安定ってことに。
スピーカーネットワークがあるときにはある意味必須らしいのですが(これはあとで回路立てて計算してみます)、それ以外にもやっぱり出力安定化のために必要とか。どうも勘違いしてたのですが、SEPPなDCアンプの最終段の出力はエミッタホロワだったと。つまり電圧は増幅しない帰還率100%の電流増幅器になっていて、その手前のドライバ段が終段の出力電圧を決める最後の電圧増幅段だったことのようです。その関係でZobelネットワークがある方が安定するらしいのですが……そこが解せない(^^;;
プリアンプをみてたら
回路図では2SB560/2SD438なところに2SA896/2SC1811がついてる。実はこのアンプ、手に入れたときは故障品でうちほどにも回路が分かっていない素人が手を加えた形跡があり、なんだかなぁー……と思ってたのですが、ついに部品置換を発見。
D907 Limited は一般にパワーアンプ秀逸、プリアンプイマイチと評されるので、その性能改善を狙ったものかもしれません。回路変えないでそこだけ変えても…(以下略)なんですが、検索すると悪い石ではないようなのでそのまま使うことにします*3。……と思ったら電源引き回しをして、どうも故障修理に挑戦した素人とは違う人がこの改造はしたみたいですね(しかもハンダの様子からすると相当昔に)。別にオリジナルにこだわる気質はないので、やはりこのまま堪能することにします(笑)
追記、試しにZobelネットワークを外して動かしてみたら1分程度で……終段トランジスタが燃えた(笑) というわけで非常に危険ですからみなさん試さないように!!(ぉぃ*4